文鳥が初めて無精卵を産んだ時の様子と注意点

文鳥が卵を産むまでの記録

我が家の文鳥は2018年11月上旬産まれ、12月半ばにお迎えして約2年になる1羽飼いです。
半年経ってもピッ!とかしか鳴かないので、メスだろうと…
去年の秋に初めて発情期らしい感じはありましたが、いつも通りに接していても卵は産みませんでした。
2年目の今年の秋は、去年以上に発情が盛んな気が・・・?


メス文鳥の発情の様子

メスが発情するときは、尻尾を横に震わせます。
最初はかわいくて、振った~!と喜んでいたんですが、メスの文鳥は卵を産むときに、卵詰まりにより死亡することがあるそうなので、赤ちゃんを迎えたいわけではなければリスクを避けた方が良いです。

秋になると、手や指を見せただけで尻尾をフリフリしたり、隙間を好んで入って行ってしまったりが始まりました。(去年に比べ、かなりこの行動が激しいです)
気に入っている人にはすぐに尻尾を振りますが、嫌いな人には絶対に振りません。いつも同様に攻撃してます。
でもよく観察していると、人だけでなくケージの中でも外に向かって尻尾フリフリしてます(誰に?)
発情期は、いつもみたいに遊んで~(ベタベタ)という感じではなく、少しそばにいるだけですぐに飛んで行って隙間を見つけて入ってじっとしています。

性格は換羽に比べれば穏やかですが、行動が激しめ。
ケージの中からの出せ出せコールは大きめ、止まり木やエサ箱をピョンピョンウロウロして落ち着きなく、放鳥するとバタバタと勢いよく飛んで隙間を探してます。


卵を産む前の様子

まさか卵を産むとは思ってなかったんですが、振り返ると少し様子が違っていたような・・・?

発情期に入って、エサの量が増えた気がしてたんですが、産卵2日前くらいはいつもより少なくておかしいな?とは思ったんです。
でもすごく元気だったので心配はしてなくて・・・

それから、いつもの子供の教科書の隙間に入っていたんですが、前日はやたらとフワフワしたものに入りたがってました。
私のフリースの首の隙間に入ろうとするので、それは危なくてどかそうとするとめちゃくちゃ怒って噛んできたり、毛布の中や娘の脱ぎ散らかしたパジャマの上に潜ったり・・・
いつもはあまり布の中には入らないので、卵を産むところを探していたのかもしれません。

産卵間近の文鳥はお腹(お尻?)辺りが少しふっくらしているようなんですが、全然気がつきませんでした。


卵を産んだ朝の様子

「おっはよ~」と朝あいさつに行くと、新聞紙の上に何かが・・・??
もうめちゃくちゃ驚きました。
いつ産んだん!?

ケージ内には止まり木とブランコしかなく、産める場所を作ってないんです。
フンで汚れた新聞紙の上に卵が転がっていて、文鳥は止まり木に乗って早速「出せ出せ!」とアピールしてます。
卵無視かよ~っ!めっちゃ元気だし、卵を産んだ親の様子ではないですね。
ケージを開けると、バタバタ~といつもの教科書の隙間へ飛んでいきました。

で? 卵・・・どうするの?

とりあえずそっと取り出して保護したんですが、ネットで調べたら、取り上げるとさらに卵を産んで数を合わせようとすると書いてあったので、ケージにもどしておきました。

【卵を産んだ朝の話はコチラ】
文鳥、初めて無精卵を産む


文鳥、卵を割ってしまう

ティッシュに包んでそっとフンがかからなさそうな所に戻しておきました。

さあ、あなたはお母さんなのよ!
ケージに文鳥も戻しました。

少し経って様子を見ると、卵に小さな穴が開いているような?
まさか、今朝産んだばかりだし産まれるはずもなく・・・って無精卵だよ!

まあどうすることできないので、またしばらく時間を置いてみてみました。

でっかい穴が開いて、白身が全部出ちゃってる!!

もうダメです。育てるつもりはないようなので、取り出しました。
あ~あ、無精卵とは言え、悲しいな。。。

またまた初心者はどうすればいいのかわからずネット頼りです。
「3個くらい産むと温め始める」とか、「卵がなくなると数合わせに卵を産み続ける」とか抱卵することしか書いてなくて、「卵を割る文鳥」には引っかからないです。


卵を産ませたくない発情期の文鳥の接し方

卵を産ませないためには、発情を抑制するしかないようです。

① ケージの中に巣箱やおもちゃなどを入れない。
② べた慣れ状態だと飼い主に発情するので、あまり構わない(触らない)
③ 脂肪やたんぱく質の多いエサをあげ過ぎない。
④ 部屋が明るい時間を長くする(暗い時間が長いと発情期に気づいてしまう)
⑤ 狭い場所に入れない。

卵を産んでしまったのは、ケージ内には巣箱やおもちゃは元々置いてないし、リビングは夜遅くまで明るいので①と②はクリアできてるけど、どうしても触りたくてケージから出してしまうのと、放鳥中は目を離したすきにいろんなところに潜っていってしまうのを放置していたのがいけなかったんだろうな~
だからと言って、文鳥を触らずに1日過ごすのは無理!(泣)でもリスクは避けたい~

この行動がいけなかった

発情期は飼い主にとっても悩ましい時期ですね。
今回は無事に産んでくれましたが、万が一卵詰りになってしまったら?

卵詰りの要因として、普段からカルシウム摂取が少なかったり、卵を産みすぎてカルシウム不足になる、ストレスで体が弱っている状態などがあるそうです。
急に元気がなくなる、食欲がなくなって水ばかり飲む、フンが少ないなどは、卵詰りの可能性があるので、普段から体重を測ったり、エサの量を確認して健康チェックを欠かさないようにしたいです。
もし卵詰まりを起こしてしまったときは、すぐに病院へ。自宅での無理な排卵は危険なので、保温くらいしかなすすべがないです。


とりあえず、今のところ1個だけで、産んでからは5日経っているのでとりあえずは終わりだと思うんですが、すでに尻尾を振っているのでまたいつ産んでしまうかわからずドキドキしています。
出せ出せコールが激しいので、放鳥しないわけにもいかないし、出せば尻尾フリフリ、相変わらず隙間へ飛んでじっとしている・・・
なんとか回数や時間を減らして、対策を考えてみます。


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